NEW EQuipment 2021
S2MAUI / HORNET 6.9㎡
Designed by Artur Szpunar(アーチャー・シュプナー)
Comment by Mio Anayama(JPN-311)
セイルがパワーポイントを教えてくれる、正しいフォームを
作ってくれる、先進的コーチング・フォイルセイル
Q このセイルの推薦理由を。
浅野 軽さ/パンピングのしやすさ/コントロール性能、どれをとってもハイレベル。フォイルに最適なハイアスペクト(縦横比・縦長系)設計で、レベル問わずに楽しめるノーカム・フリーライド・フォイルセイルです。
Q 旧モデルと比べて、新しくなった部分はどこですか。
浅野『ホーネット』は、昨年までのラフスラロームセイル『バンシー』とフォイルレースセイル『V-FR』をベストバランスで融合させた新しいモデルです。
※ここまでの回答=浅野則夫(株式会社レッドアイアン代表)
▼ 試乗報告 |穴 山 未 生(JPN-311)
Q このセイルを使ってみて、最初に何を感じましたか。
穴山 とにかく軽くてびっくりしました。軽すぎてセイルアップで後ろにひっくり返った人がいるくらいです。またパンピングしやすいので、浮き出しも簡単でした。ブーム長も短く設計されていて、浮いてからの姿勢も安定します。
Q プレーニング性、スピード性について、このセイルの特徴を。
穴山 常にパワーポイントを明確に教えてくれている感じで、空中でのセイルのあるべき位置、みたいなところに自然とセイルが置けています。またドラフトが動いてしまうと、フォイルは上昇下降を繰り返して不安定な浮き方になってしまうのですが、この『ホーネット』はラフセイルとは思えないほどドラフトが動きません。それがフォイルの動き(安定性)にも現れます。
Q ターン性、ジャイブ性、操作性などについて、このセイルの特徴は。
穴山 浮いたままでのジャイブが圧倒的にやりやすいです。途中でセイルが左右に振られたり、風が抜けたりすると、浮いたままでのジャイブが難しくなるのですが、このセイルはそうなりにくくできています。これもドラフトの安定がもたらしてくれる効果だと思います。またラフセイルということもフォイルジャイブを簡単にしてくれる大きな要因のひとつです。
Q このセイルを買うと、どんな世界が拓けると思いますか。
穴山 楽にフォイリングを満喫できます。この6.9㎡なら風速2〜3m/sから7m/sくらいまで楽しめますよ!
Q このセイルが乗り手の上達をサポートする部分はありますか。
穴山 意識せずともパワーポイントを教えてくれて、自然なライディング姿勢を作ってくれます。また最初は何度もセイルアップをするかと思いますが、驚くほど軽いので、ストレスなくフライトに集中することができるはずです。
Q 多くのニューモデルの中でこのセイルの一番の特徴(独自性)は。
穴山 S2マウイのセイルはどのセイルにも軽くて丈夫な素材が使われているのですが、その素材による軽さがダイレクトに発揮されるセイルだと思います。フォイルにおいてリグが軽いということは、多くのメリットを生み出す源になります。
Q 最後にひと押し「PR」コメントを。
穴山 ラクに楽しくフォイルがしたい、浮いたままのジャイブがしたい! そんな方にお薦めのセイルです。
※本記事は『Windsurfing Magazine Vol.9(2021年4月28日発売号)』より抜粋、ウェブ用に再編集したものです。
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▶︎〈EQ 2021_10 / STARBOARD / CARVE WOOD SANDWICH RTF 135ℓ〉
▶︎〈EQ 2021_09 / NEILPRYDE / SPEEDSTER 6.7㎡〉
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▶︎〈EQ 2021_05 / PHANTOM WINDSURFING / IRIS X MK2_7.0㎡〉
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▶︎〈EQ 2021_03 / LOFT SAILS / OXYGEN 7.0㎡〉
▶︎〈EQ 2021_02 / RRD_POCKET ROCKET 180-E-TECH Y26_120ℓ〉
▶︎〈EQ 2021_01 / SEVERNE SAILS_GATOR_6.5㎡〉