浜名湖・村櫛=オンショア、強風、遠浅の透き通る海で

特派員報告=静岡県浜名湖支部
守屋慎二(ウインズ171)

※村櫛のオフショアは、潮流の影響を強くします。特に満潮前後の時間帯は要注意。楽しくウインドができるのは、干潮2時間前から干潮後3時間の凡そ5時間ほど。日毎の注意事項もありますので、必ずお店で状況確認をしてから出艇してくださるようお願いいたします。
※村櫛のオフショアは、潮流の影響を強くします。特に満潮前後の時間帯は要注意。楽しくウインドができるのは、干潮2時間前から干潮後3時間の凡そ5時間ほど。日毎の注意事項もありますので、必ずお店で状況確認をしてから出艇してくださるようお願いいたします。

今年もこんなウィークになるなんて思ってもいませんでしたが、皆様ゴールデンウィークをいかがお過ごしになりましたか。人間界のいろいろなこととは関係なく、ここ浜名湖には相変わらずのいい風が吹いています。村櫛の北西の強風は例年通り12月から吹き始め、5月中旬頃まで吹き続けるだろう勢いをキープしています。

さて「北西の強風」とはどれくらいの風なのか? おおよそ10~15m/s前後の強風です。1~2月に比べれば、それは吹く日数は減りますが、それでも3月中旬からゴールデンウィーク過ぎ頃までは週平均で2~3回ほど強風日が訪れます。

西高東低の気圧配置が決まれば、この時季は寒気が入ることもなく、気温も高めで風も安定してと、絶好のウインドコンディションとなり、例年地元だけではなく遠方からも多くのウインドサーファーが訪れます。

上の画像は4月18日の日曜日に撮影したもので、この日は全国的に強風が吹きましたが、もちろん村櫛海岸にもその風はもたらされ、総勢80名ほどの方々が嬉々としてウインドサーフィンを楽しんでおられました。

この時季の冬型気圧配置は要チェックですよ! オンショアの強風&遥かに続く遠浅の海、浜名湖で是非強風ライドをご堪能ください。と、言いたいところですが、もちろん「状況が許せば(そういう時期がきたら)」ということです。まあそのへんのことはもう皆さん織り込み済みですよね。

【浜名湖トピック/水質浄化進む】 突然ですが、浜名湖の水が物凄くきれいになっています。ここ3年ぐらいで急激に。それまで春から夏にかけて草原のように茂っていた海藻が、水質変化によってほとんど生えなくなり、一面きれいな砂の浅瀬が続いています。

地球規模での温暖化の影響でしょうか? 浜名湖全体の水温が上がり、プランクトンが減って水質が浄化され、魚介類の生態系が変わるぐらいに変化している模様です。心配な部分もありますが、海藻のない透き通る海はウインドサーファーを喜ばせ、スクールも地元の方々を中心に、例年以上の賑わいをみせています。

下の画像は4月21日の村櫛海岸。こんな日にここでウインドを始めれば、すぐに上手くなりますね。それではまた。

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アクセス ▶︎ 車/遠方から来られる場合、一番近いインターは舘山寺スマートIC。そこから約12▶︎ 電車/最寄り駅は東海道線の弁天島駅。そこからタクシーで10分ぐらい ▶︎『ウインズ171』=〒431-1207・静岡県浜松市西区村櫛町5747-1 ☎︎053-489-2300 ▶︎ 浜名湖は遠州灘とつながる汽水湖で潮の満ち干によって水位が変化します。時間によってはすっごく浅くなるところもあるので、フィンヒットには要注意。