WSF TECH 09_Planing Problems ❷
風を迎えるセイルの角度の勘違い

問題 ❷:みんながプレーニングしているのに、自分だけがなかなかプレーニングに入れない。なんとかプレーニングに入ったかと思えば、なぜか自分だけが下ってしまう。風を上手く使えない。思い通りのコースを走れない。なぜ?

3 × ウェイブワールドチャンプ、ヴィクター・フェルナンデスのキッズ・スクール(みたいな写真)。さあラクに乗り始めてぇー、いいね、そんな感じ、セイルに風を感じてね、ほら走り始めた / Ⓒ Fanatic_John Carter
3 × ウェイブワールドチャンプ、ヴィクター・フェルナンデスのキッズ・スクール(みたいな写真)。さあラクに乗り始めてぇー、いいね、そんな感じ、セイルに風を感じてね、ほら走り始めた / Ⓒ Fanatic_John Carter

対策 ▶︎ 思い描いているプレーニングフォームに問題があるのかもしれません。セイルが開き気味で、上体が前を向き、後ろ足が深く曲がりと、低速時の下りのフォームになっているのかも。

スピードアップしていくに伴って、実際に使える風(真の風と進行風の合力)はパワーを増大させながらノーズ方向からへとそのベクトルの向きを変えていきます(風上側斜め前方から吹いてくるようになるわけです)。このときにセイルが開いていると、その風を上手くセイルに当てる(流す)ことができずに、なかなかプレーニングに入ることができません。

よほどしっかりと風が吹いていれば何とかプレーニングに入ることはできますが、そのフォームのままでは当然ボードは下っていってしまいます。

ボードが加速していくにしたがって徐々にセイルを閉じていき、体を横に向けていくこと。無理にセイルを引き込もうとするのではなく、セイルに風を感じ続けるようにしていれば、風を効率的に使えるようになり、みんなと同じラインを走れるようになるはずです。

「考えるな、感じろ!」とは、ブルース・リーの有名な台詞ですが、これってホントに大事なことです。引き込もうとするのではなく、セイルに風を感じ続けることでいろんなことが上手くいくようになるはずです。

少しスピードが上がってきたら体を横に向けていく。と、セイルも閉じて、いい感じで風が当たり続けるね。風に合わせるその感じ、忘れないようにね / Ⓒ Fanatic_John Carter
少しスピードが上がってきたら体を横に向けていく。と、セイルも閉じて、いい感じで風が当たり続けるね。風に合わせるその感じ、忘れないようにね / Ⓒ Fanatic_John Carter

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