《ブルース・リー主演『燃えよドラゴン(1973)』より》

(今、行き詰まっているみなさんへ)
(↓僕が信頼するあるプロ・インストラクターの談話)

そう「考えるな、感じろ!」ですよ。風と海面の感触を。頭のいい人に多いんだけど「視線をあそこに」「ここでヒザを」「腕は曲げて」とか、自分で自分を指導して「ダメじゃないか」と叱ったりする。これをやると上達のスピードが鈍くなる。スランプに陥る。

Alice Arutkin(F-111)& Adam Lewis(K-516)/ ⒸFanatic_John Carter
Alice Arutkin(F-111)& Adam Lewis(K-516)/ ⒸFanatic_John Carter

ブームとハーネスから両手と丹田(フック)を通して風を感じ、足の裏で海面を感じる。「感覚」に意識を向けると、頭の中から「言葉」が消える。でも脳は優秀だから「言葉」が消えても大丈夫。「感覚」から伝達されるアドバイスに従って身体を動かしてくれる。

この感覚をメインにした乗り方をマスターすると、道具も感じられるようになり、道具が見えるようにもなる。セイルもボードも風と海面からパワーとバイブレーションを得るための道具であるということに気づく。

陸上で考えをまとめたり、イメージ・トレーニングをしておくのは身体の反応速度やその精度を高める上で有効だけど、海上では考えたり、自分を評価したり指導したりしてはいけない。その間に自然はどんどん変化して、何もかもが追いつかなくなり、どんどん深みにはまってしまうことになるから。

海に出たらなーんも考えない。これが案外難しいことなんだけど、とにかく両手と両足に伝わってくる風と海の感触に意識を向ける。一言だけ「Don’t think. FEEL!」と叫ぶのはいいかもしれない。もしかしたらそれをきっかけに「言葉」を消すことができるかもしれない。それが自分を忘れる(自然と道具と同化する=すべての動きがナチュラルにスムーズになる)魔法の呪文になるかどうか、今度試してみてください。
それではまた。マハロ & アチョー!

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Arthur Arutkin(F-7)/ ⒸFanatic_John Carter