特派員報告=大分県住吉浜支部
穴見和彦(J-6 / Buzz・カレラワークス)
九州の北東部、大分県国東半島の南側に位置する『住吉浜リゾートパーク』には、秋から冬にかけて、海に向かって右からのクロスオフの風が吹き出してきます。北西からのその風は、川に沿ったV字の谷で圧縮され、ターボをかけて僕らの元に届きます。11月はまだデカスラに8.6㎡もアリでしたが、12月に入ってからというものは、吹けばたいがい20ノット(10m/s)オーバー、100ℓ以下のボードがベストかなって感じです。
11月の末にはオール九州のスラロームレースをやったり、合同合宿をやったり、寒くなってきた福岡と大分のスラローマーを集めて、ウインドサーフィンをヒートアップさせています。
土日祝日になれば、学連の選手たちがやってきて、テクノ293が2、30艇、コースレースの練習をしています。それにスラローマーが10人くらいと、まあやっぱり冬場は少し寂しくはなるけれど、それでもそのぶん海は広くなるから、気持ちよくかっ飛ばせます。
平日はわたくし、J-6の穴見和彦が吹けば毎日午後から乗っています。
12月の中旬からは、J-60のトモノリ(穴見知典)も毎日ここで練習します。今年PWAのスラロームにフル参戦したトモノリは、今の課題を明確にしたようで、さあ2018年モデル(『スターボード・アイソニック』+『セバーン・マッハ1』のセット)のチューニングを煮詰めていくぞ、と張り切っています。
私も重い腰を上げて、そろそろ来年3月のジャパンサーキット・スラローム最終戦の準備を始めなくちゃ。
いやーそれにしても今年の冬は寒い。でもよく吹いているから良しとします。
ちなみにこの時季は、当地でもドライスーツは必需品です。
住吉浜には、結構頻繁に7.8㎡以下のセイルで十分な風が吹いています。
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