NEW EQuipment 2021
JP AUSTRALIA / FREEFOIL LXT 115ℓ
Designed by Werner Gnigler(ワーナー・ニガー)
Comment by Yuji Wakimoto(JPN-46)

Yuji Wakimoto(JPN-46)with FreeFoil LXT 115ℓ
Yuji Wakimoto(JPN-46)with FreeFoil LXT 115ℓ

ウイングフォイル&ウインドフォイル、
ウインドサーフィンもできる、新開発のマルチボード

▼ 試乗報告 |脇 元 祐 二(JPN-46)

Q このボードの推薦理由を。
脇元 『ウイングフォイル』『ウインドフォイル』『ウインドサーフィン』を1本のボードで楽しめるマルチボードだからです。いろいろな遊び方をしたい人にお薦めです。

Q 旧モデルと比べて、新しくなった部分はどこですか。
脇元 ニューコンセプトボードです。少し縦長なデザインはウインドサーファーにとって乗りやすく、ノーズの長さでソフトなフライトを可能にしているため、余裕を持ってフォイリングできます。ストラップポジションも、ウイングフォイル用、ウインドフォイル(フリーライド系)ウインドフォイル(フリースピード系)と3種類のレイアウトが可能で、フォイルボックスも「サーフプレート」と「ディープタトル」の2タイプが標準装備されています。もちろんウインドサーフィン用にジョイントボックスも。

Q このボードに乗ってみて、最初に何を感じましたか。
脇元 最初はストラップレスでウイングフォイルとして乗りましたが、ジャイブの成功率が格段に上がりました。ウイングを持ち替える際に、ボードが安定して浮き続けてくれるからだと思います。

FREEFOIL LXT 115ℓ ▶︎ 全長=204cm|最大幅=70cm|ボリューム=115ℓ|重量=8.3kg
FREEFOIL LXT 115ℓ ▶︎ 全長=204cm|最大幅=70cm|ボリューム=115ℓ|重量=8.3kg

Q プレーニング性、スピード性について、このボードの特徴を。
脇元 細長形状なのでフォイリングしていないときのスピードと上り性能が高く、オンショアやオフショアのゲレンデの方には特にお薦めです。浮力とボトム形状により初速も良く、左右のブレも少ないので、スムーズにフォイリングへと移行できます。

また急激にノーズが上がりにくいので初心者にも最適です。ボード操作が楽なぶん、ウイング操作に集中できるはずです。
ウインドフォイルをする際には、ウェイブセイルなどでふわふわ飛びたいとか、フリーライドセイルで速く飛びたいなど、好みよってストラップの位置を選べます。

フォイルのサーフプレートを取り付けるボックスが長く設定してあるのは、レベルに応じた微調整を可能にするためです。初心者なら一番前がお薦めで、レベルが上がるに従って後ろへと移動させていくとより速いフォイリングが可能になります。使用するフォイル自体のリフト力や、風速、波の状況などに合わせて少しずつ動かして、安全に楽にフライトできる位置を探してみてください。最終的には後ろ足の真下にマストがくる位置になるはずです。

Q ターン性、ジャイブ性、操作性などについて、このボードの特徴は。
脇元 ウイングフォイリング中のターン性能がきわめて高く、僕の場合、ジャイブ後半でもボードが安定するようになり、内側に倒れる失敗がほぼ無くなりました。フォイリング中のスピードが上がったのがその要因のひとつだと思います。ボードが急に反応しないのでラフ・ベアの操作も楽で、ジャイブはもちろん、様々な動きへの挑戦意欲も湧いてきます。

ウインドフォイリングではジョイントをボックスの一番前にセットしました。小さいセイルでフワフワと飛ぶならもう少し真ん中寄りでもいいと思いますが、幅広く楽しむには前寄りが良さそうです。

Q このボードを買うと、どんな世界が拓けると思いますか。
脇元 ライトウインドではウイングかウインドフォイル、吹いてきたらウインドサーフィンを楽しめます。ウインドで使用するにはやや長め(42~44cmくらい)のフィンがお薦めです。フォイルをメインにデザインしてあるので、USボックスの穴による引き波が抵抗になりますが、テープや何かを挟んでボックスにカバーをすると快適に走れます。ボード長が短いので走り出しでラフしやすい傾向もありましたが、走り出してしまえば問題ありません。

僕の体重が68kgで、この115ℓが最適です。ひとつの基準と考えてください。ウイングなら3.0~7.0㎡、ウインドフォイルなら3.0~6.0㎡、ウインドサーフィンなら5.0~7.0㎡くらいまで使用できます。ただし微風域でのウインドサーフィンでは少し引きずる感じがあるので、ジャストかオーバーくらいのセイルサイズを選ぶといいでしょう。

Q このボードが乗り手の上達をサポートする部分はありますか。
脇元 ウインドサーフボードのようなアウトラインがウインドサーファーには馴染みやすく、マイルドなフライトがスムーズなレベルアップへと導いてくれます。ウイング/ウインドフォイル/ウインドサーフィンができるので、楽しみを何倍にも増やせます。海に出る時間も増大して、自然にバランス感覚が磨かれます。うまくなること間違いなしです。

フォイルのサーフプレートの取り付けボックスには長めのそれが採用されている。初心者は一番前を使うのがお薦め。レベルアップに従って徐々に後ろに。最終的には後ろ足の真下にマストがくる位置に。
フォイルのサーフプレートの取り付けボックスには長めのそれが採用されている。初心者は一番前を使うのがお薦め。レベルアップに従って徐々に後ろに。最終的には後ろ足の真下にマストがくる位置に。

※本記事は『Windsurfing Magazine Vol.9(2021年4月28日発売号)』より抜粋、ウェブ用に再編集したものです。

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