ANA ウインドサーフィン ワールドカップ横須賀・三浦大会 DAY_4

大会4日目。今日は朝から強い風は見込めず、沖合では4~9ノット程度。8時半のスキッパーズミーティングでも様子見の空気が漂い、このままウェイティングが続くかと思われた。しかし9時頃には、レースエリアで6~12ノットと徐々に風が上がり始めた。これを受け、運営サイドは急遽9時15分に最初のスタートを試みる判断を下し、昨日の続きとなる Elimination 2・男子第7ヒートから競技が再開された。選手達は手持ち最大サイズのセイルでレース海面へと向かっていった。このコンディションでは、わずかに風が落ちただけでノーレースとなり、再スタートが繰り返される可能性もあった。昨日も同様だったが、昼頃に風が落ちることが予想されていたため、レース進行は無駄のないスピーディーな運営が徹底された。レースはこの日も、海外選手の圧倒的なスピードに日本選手が苦戦する展開が続いた。スタートのタイミングやマーク回航、失速後の立て直しなど、分かっていても競り合いの中で対処するのは容易ではない。それだけに、海外勢の技術の完成度の高さが際立つ一日となった。その中でも、男子は DEN-37 ヨハン・ソー、ITA-140 マッテオ・イアキーノ、F-14 ピエール・モーテフォン の3選手、女子は F-171 ジャスティン・ルメティエ、SLO-51 リナ・エルゼン、E-3 ブランカ・アラバウ の3名が、不動の上位集団を形成している。国内勢では、女子の JPN-311 穴山未生 が Elimination 1 に続いて Elimination 2 でも決勝進出。さらに Elimination 3 では JPN-4 新嶋莉奈 が決勝へ駒を進めた。この日は、男女とも Elimination 3 をあと一歩というところまで消化したが、男子はセミファイナルとファイナル、女子はファイナルを残し、勝負の行方は最終日へ持ち越されることとなった。

Elimination 2 成績
Women
1位 F-171 ジャスティン・ルメティエ
2位 E-3 ブランカ・アラバウ
3位 SLO-51 リナ・エルゼン
4位 FRA-118 マリオン・モーテフォン
5位 NED-2251 フェムケ・ファン・デル・フェーン
6位 NZL-15 エイミー・ブライト
7位 FRA-203 マエ・ダビコ
8位 JPN-311 穴山未生
Men
1位 DEN-37 ヨハン・ソー
2位 FRA-14 ピエール・モーテフォン
3位 ITA-140 マッテオ・イアキーノ
4位 POL-23 マチェック・ルトコフスキー
5位 GER-404 ファビアン・ウォルフ
6位 NB-20 アマド・フリスワイク
7位 NED-69 ジョルディ・ヴォング
8位 FRA-330 ウイリアム・ユペール
トーイングイベント&フォイルサップイベント
大会4日目も午後からは風が落ち、トーイングイベントとフォイルサップイベントで会場を賑わせていた。

トーイングイベントは来場者の皆さんが採点をし順位を競った。この日は池照貫吾選手が優勝!!!
フォイルサップイベントは、逗子Ponoの山内大輔選手が優勝!!!







