ジェイソン・ポラコウ「記憶に刻まれた波」
レッドブルTVがジェイソン・ポラコウ(KA-1111)のニュートラベル・ストーリーを公開した。
2019月8月下旬。場所はフィジー・クラウドブレイク。バディはマルシリオ “ブラウジーニョ” ブラウン(BRA-105)。早朝6時前、既に日差しは眩しく、15-18ノットの風が吹いていた。波は8フィート。マウイのジョーズほどデカくはないが、ホキーパのようにバンピーではない。フェイスはグラッシーに輝いている。この波の底でターンをし、際どくリップを蹴り飛ばす。ここではそれを何度も繰り返すことができる。最高だ。
夢中だった。6時間ぶっ続けで乗り続けた。ブラウジーニョは足と腕を痙攣させ、二人ともブームに手の平の皮を剥ぎ取られた。血に染まるブーム、充血する両眼、鎮められない高揚。ブラウジーニョは自分の手の平を見て「最悪だ」と苦い顔をした。陸に上がったオレたちは死んでいた。人に重要な機能のほとんどが停止していた。それほど濃密な時間だった。また忘れられないウインドトリップがひとつ増えた。最高だ。
ジェイソンは以上のように語っている。
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