特派員報告=福岡県福間支部
幸田 太(シーガルイン)
今年の冬は予報通りの暖冬です。そのためなかなか西高東低の気圧配置が決まらず、期待外れの週末が続いていました。
でもここへきて、やっとウェイバーお待ちかねの北西風が吹き始め、2020年に入ってからは毎週末ウェイブコンディションが決まっています。
基本的にはオンショアですが、福間から宮地浜~津屋崎海岸まで、2km以上も緩くカーブしながら続く海岸線には、場所を選べば右からのクロスオンになるポイントも見つけられます。しかも以前「冬の福間海岸は極寒」とレポートしたのですが、暖冬のおかげで今年は考えられないことにグローブなしでも乗れています。
福間海岸は午前は微風で午後から吹き上がることが多いため、時間によって自分の乗りたい道具、レベルに合わせて楽しむことができるのも特徴です。フォイルからスラローム、テクノにウェイブなど、すべてのウインドサーファーが楽しめるゲレンデです。
とはいえ、残念ながら吹かない日も少なくはありません。自然相手のスポーツなので、そんな時にはのんびりとSUPでもするのも悪くはありませんね。今年は波がそれほど大きくなっていないので、ウェイブ、フリーライド、サーフスラロームはもちろん、波が苦手な学生さんのテクノの練習にも最適です。福間の海で待ってます。
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