世界選手権出場支援選抜レース
18歳から64歳までの55名が一斉スタートで6レース
Zushi Beach, Kanagawa, Japan_2019.03.23-24
All Photo=Junichi Okuda / Report=Masako Imai Osada(J019 / Beach Paws)
3月23日・24日に、神奈川県逗子海岸で『テクノ293 JAPAN CUP 2019』が開催されました。テクノプラスクラスとウインドサーファークラスが同時開催で、18歳から64歳までの55名が一斉スタートで6レースを走りました。今回はウインドサーファー艇とテクノ艇との風域特性の差が、オジちゃん・オバちゃんセイラーに若人達と対等に戦えるチャンスをもたらしてくれたおかげで全体で1位でした。
女子サーファークラス2位で全体3位の豊岡(旧姓田嶋)美枝さんはいくつとは言えないけど2歳下。男子サーファークラス優勝で全体7位の長島一由さんは同級生の52歳。第5レース全体4位フィニッシュの酒井雄祐さんは、最年長の64歳! 総勢13名のウインドサーファークラスと3名のテクノプラスクラスでは、学連OBセイラーや元プロ選手たちもしっかり楽しんだ2日間でした。
印象的だったのが「ここまで来るのに30年かかってんだ! 今が一番練習してるぞ」という言葉。みんな何かしらの忘れ物を持っていて、今の自分ならしっかり成し遂げられるっていう自分への期待に溢れていたりするのかなって。
海に戻ろうプロジェクト、もう私一人のプロジェクトではなくなってるぞ。
改めて企画・運営・選手と大活躍の長島一由さん。そして、霰の降る初日から2日間頑張ってくださったスタッフの皆さん。こんなステキな画像を残してくださった奥田順一さん。そして参加選手のみなさん。お疲れ様でした。ありがとうございました。(リポート:長田 “今井” 雅子)
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▼テクノ293 ジャパンカップ 2019 RESULT_03.24-25_@神奈川県逗子市逗子海岸沖
▲※Rank=総合順位/テクノ=テクノクラス/プラス=テクノプラスクラス/学①=テクノクラス学連1年生クラス/学②=テクノクラス学連2年生クラス/サ=ウインドサーファークラス/M=マスターズ/S=シニア/♦️=女子
日本代表支援対象選手
■テクノクラスメンズ総合▶︎1位=三浦圭(明治大学)/2位=関港大(関東学院大学)/3位=松本裕樹(京都大学)4位=坂野和樹(京都大学)/5位=鈴木爽人(日本大学)/6位=中村幸太郎(同志社大学)
■テクノクラスレディス総合▶︎1位=宗方聡子(大阪大学)/2位=長島かれん(法政大学)/3位=平松有紗(京都大学)
※上記9名は、2020年テクノワールド出場支援対象選手に
■テクノクラス学連2年生クラスメンズ▶︎1位=鈴木爽人(日本大学)/2位=中村幸太郎(同志社大学)/3位=片桐千学(関東学院大学)/4位=角田楓斗(桜美林大学)/5位=重松竜威(上智大学)
■テクノクラス学連2年生クラスレディス▶︎1位=平松有紗(京都大学)/2位=嶋先諒子(京都大学)
■テクノクラス学連1年生クラスメンズ▶︎1位=三浦圭(明治大学)/2位=関港大(関東学院大学)/3位=川村航一(湘南工科大学)/4位=坪根遼翼(早稲田大学)/5位=坪根航平(日本大学)
■テクノクラス学連1年生クラスレディス▶︎1位=渡邊優帆(関東学院大学)/2位=上村愛(早稲田大学)
※以上14名には、2019年テクノワールド出場支援対象選手として支援金
■テクノプラスクラス▶︎1位(全体総合5位)=小松大悟(京都大学OB)/2位(全体総合34位)=蜂谷修(神戸大学OB)/3位(全体総合48位)=堀内大輔(弘前大学教員)
※優勝者には2019年テクノワールド出場支援対象選手として支援金
■ウインドサーファークラスメンズ▶︎1位(全体総合7位)=長島一由(早稲田大学OB)/2位(全体総合8位)=北村俊史(成蹊大学OB)/3位(全体総合11位)=長田晃宜(Beach Paws)/4位(全体総合13位)=内藤智之(東海大学OB)/5位(全体総合16位)=酒井雄祐(元日本最速記録選手)/6位(全体総合22位)=三木英樹(日本人プロ第1号選手) ※優勝者にはウインドサーファークラス世界大会出場支援金を支給
■ウインドサーファークラスレディス▶︎1位(全体総合1位)=長田雅子(Beach Paws)/2位(全体総合2位)=豊岡美枝(石渡マリンクラブ) ※優勝者、準優勝者にはウインドサーファークラス世界大会出場支援金を支給