風はゴールデン・ウィーク明けまで吹き続けます
特派員報告=北マリアナ諸島サイパン支部
大野晴光(シーウィンド)
11月から2月末まで、100パーセントのプレーニング率を記録した今シーズンのサイパンは最高の当たり年! 使用セイルも5~7㎡と非常に安定して吹きました。ただ残念だったのは2月末の台風です。台風の通過後はどうしても風が落ちるので、このときばかりはウインド休息日に。おいおい毎年恒例3月頭の『マイクロネシア・オープン』にはかぶってくれるなよと心配していたのですが、それは何とか回避できたのでタイミング的にはよかったのかもしれません。
3月2日〜3日『第37回 マイクロネシアン オープン』は、今年も無事に成立しました。2日間で7レース+1ファンレースが行われ、みなさん普段とは違うテンションでウインドサーフィンを楽しんでくれたものと思います。見事に優勝したのは昨年度の覇者、ローカル高校生のタジマ・ワタル選手。7レースともトップフィニッシュでパーフェクトな連覇を成し遂げました。今は直行便が就航していないにもかかわらず、ご来島いただいた選手の皆様(毎年参加してくれる方々、今回新たに参加してくれた方々)には、主催者、運営スタッフとも感謝の念でいっぱいです。
このレースは5ジャイブのスラロームですが、ビーチスタートである上に各マークともほぼ足が届くところに設定されているので、まだジャイブに自信のないビギナーでも安心して参加できます。南国リゾートらしいイベントです。目の前で繰り広げられるレースに、参加者もギャラリーも熱くなれる自慢の大会です。クラスはオープン、レディス、マスターズの3つ。もちろん来年も開催する予定です。素敵な賞品も用意して皆様のご参加をお待ちしております。
サイパンのウインドシーズンは後半に突入しましたが、まだまだゴールデン・ウィーク明けまで吹き続けます。夏以降には直行便も復活して、サイパンがより身近になるはずです。多くのウインドサーファーの皆様に極上の南国ゲレンデを堪能していただきたいと思っています。それではまた ▶︎シーウィンド・マリンスポーツ
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