あらゆるゲレンデ、コンディションを楽しみ尽くす、
週末フリーセイラーのためのオールラウンド・セイル
使い勝手が良く、どんなボードにもマッチする
GA SAILS の2017モデルに、すべてのウインドサーファーのために開発されたフリーライドセイル「HYBRID」が新登場。2016モデルに存在したエントリーセイル「PILOT」の後継モデルという位置づけに思われやすいが、じつはそれは全くの間違いである。HYBRIDはハンドリング性に長けたシンプルなアウトラインにより、ビギナーウインドサーファーの技術向上にも、ベテランウインドサーファーのあらゆるコンディションのフリーセイリングにも最適なパフォーマンスを発揮する。
このセイルがあれば、ゲレンデもコンディションも選ばず、ウインドサーフィンを十二分に楽しめる。アウトラインはウェイブセイルからフィードバックされたコンパクトなもの。ラフカーブは強すぎず、風が弱ければ、浅いフォイルを作り出し、ハンドリングに優れるが、風を捉えやすいしなやかさを持つ。そのため、セイルパワーを感じ易く、そのパワーをボードに伝えやすい。風が強くなるに従ってセイルはツイスト量を増し、それがハイスピードを生みだすパワーとなる。
セイルアップもセイルコントロールもしやすいので、レベルアップを企むビギナーウインドサーファーにとっても最適なモデルだが、決して練習のためのセイルに留まることはない。将来的にスラロームやウェイブ、フリースタイルとウインドサーフィンの楽しみ方を拡げていこうとする場合にも、ユーザーの上達をサポートしてくれる奥深さがある。
スピード性の高いフリーライドセイル(つまり、チューブバテンが内蔵されたソリッドなバテンがブームをクロスし、セイルフォイルの安定を優先させたセイル)の扱いに二の足踏んでいるウインドサーファーや、スラロームやウェイブ、フリースタイルなどの専門性の高いカテゴリーから距離を置いているベテランセイラ―にとっては、非常に使い勝手が良く、フリーライドボードに限らずどんなボードにもマッチするのが嬉しい。メインパネルを中心に丈夫なX-PLY素材を使用したHDモデルもラインナップする。
ゲレンデもコンディションも選ばない
なかなかコンディションが整わず、海に行く機会が少なくなっているウェイバーや、体がついていかなくなりラージセイルの扱いを億劫に感じてきたスラローマ―、逆に、徐々にスキルを身に付け、スラロームやウェイブ、フリースタイルと、これからどんなウインドサーフィンを楽しもうか思案中のウインドサーファーも多いだろう。ウインドサーフィンは決して簡単ではない。何年やっていても、誰もがどこかで限界を感じることもあるはず。自然相手のスポーツで、ゲレンデは絶えず表情を変えるからだ。誰でもプロ選手のようになれるはずはなく、週に1、2回海に行ってもなかなかスキルアップはできないことはむしろ当然。初めは様々なことにチャレンジし、興奮して楽しんでいたけど、なにかその頃の気持ちを忘れて、少しウインドサーフィンから遠のいてはいないだろうか。ウインドサーフィンでしか味わえない感覚を忘れていないだろうか。だから、今、お薦めしたいのは、カテゴリーに偏らず、そのピーキーな興奮に頼らずに、ウインドサーフィンを楽しむこと。つまり、フリーセイリングである。そんな肩の力を抜いた遊び方を心地よくサポートしてくれるのが、HYBRIDなのである。
オンショアウェイブだって楽しめる
「すごくソフトでセイル全体で風をつかみ、弱い風でも風を感じながら走ることができる。HDモデルは強度もありながらも軽く、とても扱いやすい。波のあるコンディションでも思い切り使えるセイル」(J15 板庇雄馬)
ベストマッチボードはこれだ!
HYBRIDと最も相性が良いボードは何か。板庇プロは2017 TABOU 3S LTD 106Lを推す。今回の撮影で使用したモデルだ。走って良し、曲がって良し、飛んで良しと、これぞウインドサーフィンの醍醐味を具現化したボード。風に乗れば、スラロームとも並走できるほどのスピード性と、フリーライドボード以上のカービング性、さらに最新のウェイブボードを彷彿させるクイックなターンと、どんなゲレンデでも、コンディションでも楽しめる。
「本当に軽い。プレーニンング時のボードの軽さ、扱いやすさが際立っています。フィンを26~28cmに変えればフリーウェイブ、より小さいフィンに変えればフリースタイルにも使えるオールラウンドなボード。全長が短くボードコントロールがしやすいので、初中級者のジャイブ練習にも向いています。オンショアのゲレンデに一押しですよ」
HYBRID
HYBRID HD
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