スノー・ウインドサーフィン

Stream Mountain by Levi Siver (USA-0)
世界初、雪山でウインドサーフィン
by リーバイ・サイバー @利尻島

これはスノー・ウインドボーディングではなく、
スノー・ウインドサーフィンである。

リーバイ・サイバーが世界初のチャレンジに成功した。
雪山でウインドサーフィンをプレーニングさせ、白いサーフェイスにビッグマニューバーを刻んでみせたのだ。
2013年のアロハクラシック・キングで、ホキーパ、ジョーズなど、世界各地でビッグウェイブライドを成功させてきた
リーバイが、いまなぜ雪山で? その動機はシンプルだ。

「僕が昔からやってきたウインドサーフィンとスノーボードを融合させたらどうなるか(レッドブルTVより抜粋)」
その好奇心がこのチャレンジを実現させた。

構想5年、総製作期間8ヶ月、撮影日数は20日間。ロケ地は北海道の利尻島。
リーバイは山を滑りながら海を見ていた。正確には海も視界に入れていた。意識の中で地元マウイのホキーパビーチと
ハレアカラをリンクさせていたのかもしれない。そうすることでウインドサーフィンとスノーボードをできる限り
ひとつにしようとしていたのかも。

ボードはウインドサーフィン用のそれを使った。コンパクトな特注品だが、シングルフィンで、
デッキにはバインディングではなくフットストラップを取り付けた。
サーフ用のブーツを履いてその板に乗り、利尻の山の斜面にドロップインした。
「ウインドサーフィンの感覚で滑りたかったからだ」

セイルに風を入れたウインドは、急な斜面をハイスピードでダウン・ザ・ラインしていった。相当な速度だ。
でもリーバイは止まらない。レイルを使ってスノースプレーを巻き上げ、セイルをレイダウンさせて
いくつもターンをメイクした。いつもと違っていたのは、斜面が動かず、
そのスムーズなマニューバーがトラックとして長く刻まれて残っていたことくらいだ。

ウインドで毎日のように冒険を続けているリーバイは、このチャレンジで何を得たのか?
それについては『レッドブルTV』のサイト(↓)で確認していただければと思う。
https://www.redbull.com/jp-ja/stream-mountain?linkId=37367128

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