９月１６日と１７日の２日間、「第１回ウインドサーファー・ワンデザイン オールジャパン・コースレース・トーナメント」が鎌倉で開催された。今年リニューアルされ製造販売が復活したウインドサーファー艇は、単独での大会開催は数十年ぶりのことになる。今回はレンタル艇に限りがあったため参加は男女あわせて２８名とけっして多くはないが、その意義は大きかったと言える。持ち込み参加の中にはティーポケットの付いたボードもあり愛好者の思いとウインドサーファー艇の長い歴史を感じさせた。
レースは２日間に渡り安定せぬ微風と台風２２号の波の影響を受けたもののトーナメント２レースを消化し、現役当時を彷彿させる走りで今井雅子（現：長田）選手と田嶋美枝（現：豊岡）選手が総合で１位、２位を分けあう結果となり、３位に池田一志選手が入る健闘を見せた。
嘗ては世界一普及したウインドサーファー艇がリニューアルされ、再び登場したことにユ ーザーがどう受け入れてくれるのか今後を楽しみにしたい。
＜成績表＞
