三保=吹いてもフラット、スラローム&フリーライドが気持ちいい

特派員報告=静岡県清水支部
藤原洋一(999 / ゴーシーズサーフ)

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三月も半分以上が過ぎ去り、だいぶ暖かくなってきましたね。
冬眠状態でウインドサーフィンから離れていたみなさん、ぼちぼち海に復帰しませんか。
ということで、我らがホームゲレンデを紹介します。

静岡県静岡市清水区「三保内海(三保半島先端西側)」は、南西風がレギュラーウインド。ウインド的にはポートのクロス・オンの風になり、内海なのでけっこう吹いても海面はほぼフラットな状態をキープするのが特徴です。
冬場は西のオンショアになります。4.0㎡台のセイルを使う強風が吹くこともしばしばで、1月2月には、愛知や関東エリアからここ避寒地三保を訪れるウインドサーファーも多くいます。先日もマウイチーム(S2マウイとマウイセイルのプロ&アマ)のみなさんがやって来て、熱いバトル・トレーニングを展開しておられました。近くで乗っていると、その熱が伝わってきて、いい勉強にもなるしモチベーションも高まります。

東や北東が吹く時は車で500mほど移動して三保外海(三保半島先端北側)で乗ります。風はスタボーのサイドからクロスオンになり、こちらは吹くとうねりが入るのでウェイブっぽく遊べます。我らのメイン・スタイルはスラロームやフリーライドやフリスタですが、近くにこういうゲレンデがあると楽しみ方の幅が広がり、ウインド乗りとしての基礎力アップにつなげていけると、多くの仲間がこの環境にシェイシェイ(謝謝)しています。

合志明倫、古澤(尾崎)はる菜、諸田匡史、石川紀子ら多くのプロ・ウインドサーファーを輩出し、アマチュア・コースレーシング界のレジェンド鉄腕秋田を生み出した三保内海は、今でも東海大学の学生たちをはじめとする若手育成ゲレンデでもあります。近い将来、諸先輩方に続くような強者がでてくるかなと、わたくし(藤原:通称小鉄)期待してやみません。
まあとにかく、懐が深く、その日によっていろいろな楽しみ方を提案してくれるフレンドリーなゲレンデです。みなさん一度、乗りにきてください。待ってまーす。
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