編集余話05=『どうなの? ウインドフォイル』より
3月16日。鎌倉・材木座。鈴木文子プロとウインドフォイル。
南寄りの風3~4m/s。『テクノ293』に乗る学生たちが7.8㎡のセイルを力強くパンピングしている。でもボードはプレーニングには至らない。絵に描いたような微風。さすがに今日は満足な撮影はできないかも。でも、海に来たからにはトライはする。
すみません、文子さん、お願いします。「わかりました、やってみます」
そう言ってくれた彼女は、たぶん現在日本で唯一のレディス・ウインドフォイラーである。
ボードは『タブー・マンタ 128ℓ』セイルは『ガストラ・コスミック 7.2㎡』
それに長さ85cmの『オルー(HORUE)ハイドロフォイル』のセットで出艇する。
さあ飛べるか? 飛んだ! 弱いブローを拾った文子さんは道具ごと30cmほど浮き上がり、ウネリの上を、まるで宇宙遊泳でもするかのように、静かにスムーズにグライドした。
みなさん、ウインドフォイルの揚力は、想像以上です。
微風の海にウインドフォイルが飛ぶ光景が当たり前のことになるかもしれませんよ。
でも危なくないの? 難しいんじゃないの?
大丈夫。たぶん日本で一番の事情通『ローカス鎌倉』の石田さん色々聞いてきました。
『ウインドサーフィン・マガジン』第二号で、その答えを確かめてみてください。
きっと飛んでみたくなりますよ。ふわーっとね。
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