浅野則夫と穴山未生が教えてくれた大事なこと

   ── 編集余話07 ──
  日本のスピードキング & クイーン が語る
「本当のプレーニングとスピードアップの方法」

Norio Asano(JPN-25)|Speed Record:84 km/h
Norio Asano(JPN-25)|Speed Record:84 km/h

昨年10月、ナミビアのリューデリッツで開催された『スピート・チャレンジ』に参戦し、ともに日本スピード記録を更新した二人、浅野さんと穴山さんに訊きました。「本当のプレーニングについて」。

と、ここで問題。ここにある写真の二人は、いつもの二人とは違います。さてどこが違っているのでしょう?
答え:二人ともフリーライドボードとノーカム(フリースラローム)セイルを使っているところです。
僕らが普段使う道具と変わりません。でも速かったぁー。静波で撮影をしたのですが、
少し離れたところにいたサーファーたちも驚いておりました。

Mio Anayama(JPN-311)|Speed Record:79 km/h
Mio Anayama(JPN-311)|Speed Record:79 km/h

で、僕は訊いた。お二人は何を考え、何を実践しているのですか? それを誰にでもわかるように教えてくださいと。

『Windsurfing MAGAZINE_Vol.4』に掲載した記事は─── ①誰にでも通じる「基本編」②明日試せる「応用編」③狂気のスピードワールドへの「誘惑編」そして④リューデリッツでの「未知との遭遇、限界スピード編」の4部構成になっています。いやぁお二人のお話に、僕は空いた口が塞がらず、やっと塞いだときにはため息がでたほどです。はふっ。

驚くべきことがたくさんあった、当たり前のことを忘れていた、当たり前だと思っていたことがとっくの昔に変わっていた、僕らは常識に囚われすぎていたことで、今のウインドサーフィンに置いてけぼりにされていた。

そういうことがたくさん聞けました。初心者から上級者まで、目からウロコの記事になっていると思います。
読めばプレーニングが変わる、速くなる、自分の伸びしろが広がって、ウインドサーフィンが楽しくなる。
いや大袈裟ではなく本当に。だって二人が本気で語ってくれたんですから。是非ご一読ください。

※二人は今、PWAワールドツアー・スラローム第四戦(女子は第三戦)ポルトガル大会(6月13日〜20日)に出場するために現地にいます。エントリーリストには山田昭彦、叶幸司、国枝信哉、山辺美希、尾崎春菜、鈴木文子の名前もあります。男子はクォーターファイナル(ベスト32)、女子はファイナル(ベスト8)まで進めば、本気(本物)の世界と戦えます。彼らは今、世界のどの位置にいるのか?  楽しみですね。
記事を読んで、PWAのライブ中継なんかで世界のトップレーサーの走りを確認してみると、何か発見があるかもしれません(たぶんあります)。チェックしてみてください。(文中一部敬称略、お許しください)

3▼Movie by Norio Asano(JPN-25)& Mio Anayama(JPN-311)

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4|Windsurfing MAGAZINE_Vol.4|

  PWAワールドツアー2018 ニッポンラウンド
『ANA ウインドサーフィン ワールドカップ 横須賀大会』
「風と海と人のドラマ」をより楽しく深く観る方法

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