ANA ウインドサーフィン ワールドカップ 横須賀大会 2018

横須賀W杯_Day 5
13歳、155cmのワールドカッパー
佐伯紗菜(ちゃん)に訊く

5月14日、月曜日、大会五日目。微風、快晴、ぽかぽか陽気でノーレース。
だからといって、ただ日に焼かれているわけにはいかない。SPF 50+のサンブロックオイルで武装して、選手が待機しているビーチのテントサイトにお邪魔する。

アントワン・アルボー、デルフィン・カズン、アントワン・クェステル、マテオ・イアチーノ。世界のトップレーサーから、チューニングの基準をどこにおくかとか、練習の質を高めるにはどうしたらいいかとか、多くの興味深い話を聞くことができた(それについては後日お伝えします)。彼らに共通していたことは、作用反作用の法則に準ずるように、強いぶんだけ優しいということだ。

それから最後に今大会の最年少ジュニアレーサーである佐伯紗菜選手にも話を聞いた。
まだあどけなさが残る彼女だが、驚いたのはその話しぶりに淀みがなかったことだ。おそらく長い時間をかけてウインドサーフィンのことを考え、それを整理しようとしているのだろうと思う。そうでなければ、彼女のようには話せない。
初めてPWAのスラロームを経験して彼女は何を感じたか。すでにプロ意識が芽生えているかのような13歳のレーサーのヴォイスをお聞きください。


風待ち時間にはウインドサーファー艇によるファンレースが行われた。
結果は日本チームが二戦二勝の完全勝利。ほぼ無風の中、セイルを漕ぎまくって
賞金1,000ユーロ×2を獲得した。

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