サイパン=フラットウォーター・パラダイス

通年水温28〜29℃、ウエット要らず、遠浅で足がつくから初心者も安心、
サイパン・マイクロビーチは10m/s前後の風がサイドから吹くスラロームゲレンデです!
特派員報告=北マリアナ諸島サイパン支部
大野晴光(シーウィンド)

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まずはサイパンの風について。
▶︎トレードウインドが吹き始めるのは11月半ば、シーズンのスタート直後は、
1~2週間ほど安定して吹き続けますが、風向は東向きなので若干オフショア気味になります。
▶︎12月から風が北に振れだします。
▶︎1月、2月がシーズンのピークとなり、風は北東の真サイドで安定して入ってきます。
▶︎3月には毎年恒例のファンレース『マイクロネシア・オープン』が開催されます。
▶︎4月、風が東方向に振れだすとシーズンも終盤に。
▶︎毎年ゴールデンウィークの頃まで楽しめます。
※4月の干潮時はフィンヒットのリスク有り、乗れない時間帯もあります。
※ウインドトリップ中に風に恵まれない場合には、極上の海でSUPを楽しむのがお勧めです。
『シーウィンド』はSUPのレンタルボードも充実しています。

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マイクロビーチはサイパンの中心地、ガラパン地区にあり、主要ホテルから徒歩でアクセスできます。付近には飲食店もたくさんあり、ビーチへお弁当を手配することも可能です。僕らのショップ『シーウィンド』は、ハイアット・リージェンシーの敷地内にあり、ゲレンデに隣接してるので、コンディションに合わせて、タイムリーにセイルやボートを交換できます。荷物もお預かりしているので、安心してウインドサーフィンを楽しめます。まとめると、レンタカー不要、ランチの心配不要、荷物番も不要! だから「手ぶらでウインドサーフィン」を満喫できる、というわけです。

「サイパンでウインド合宿を」みたいなことをお考えの方は、長期ステイをしてみてはいかがでしょう。
キッチン付きのホテルには1週間~1ヶ月の料金設定もあり、自炊+格安宿泊が可能です。
1部屋1名利用で、1週間$400~、1ヶ月$930~。
2名1部屋の料金ならばさらにお得で、1週間$560~、1ヶ月$1290~。
最近は長期スティの常連組みも増えています。『シーウィンド』ではホテルの手配や
様々なご質問にも対応しております。お気軽にお問い合わせください。

7_w12aここで突然「常連ウインドサーファーに聞く・サイパンのいいところは?」のコーナーです。
❶ビーチ際で高速ジャイブができる!
真サイドから風が吹くゲレンデには、インサイドまで風が入り、ビーチ際はフラットなので絶好のジャイブポイントとなります。ギャラリーの前でジャイブが決まれば気分も最高!
❷極楽コンディション
平均気温30~32℃。水温も28~29℃だから朝から夕方まで水着1枚でも過ごせる。
でも日焼けには注意。ラッシュガードとサーフパンツなどで肌を守りながら身軽に過ごすのがお勧め。
❸マイクロビーチ最高!
常連さん曰く「ゲレンデの美しい海の色、プレーニングしてるだけで最高!」とのこと。
「遠浅で足がつくので、安心して楽しめる」との意見も多数。
❹練習量にビックリ。
「1週間サイパンに滞在すれば、日本にいるときの数ヶ月ぶんの練習ができる」そうです。
すべての意見に賛成! で、私が思うサイパンのいいところをひとつ挙げるとすれば、みんなでフレンドリーにウインドサーフィンを楽しめること。風や気候などコンディションがいいのはもちろん、ツーリストやローカル、それからショップスタッフのあいだに垣根がなく、みんなで海に出て、陸にあがれば気軽に話をしたり食事に行ったり、あれ、ビジターさんってどこにいるの? っていう感じになります。みんながホームゲレンデにいるような気分になります。

さて、そんなサイパンですが、そろそろシーズンオフを迎えようとしています。
でもウィンドサーフィンができないわけではありません。風がオフ気味になり、少し大きいサイズの道具が必要になるだけです。いま流行のフォイルなら、例年の二倍三倍は乗れる機会が増えそうです。
『シーウィンド』にはかなりの数のフォイルもあります。近くレンタルを始めるかもしれません。これについてはまだ未定ですが、また近いうちにサイパンのフォイル事情とあわせてお伝えできればと思っています。ではまた。
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