ANA ウインドサーフィン ワールドカップ 横須賀大会

Day_6 5月16日、ファイナルデイ
今大会の主役はお客さん

Fly! ANA Yokosuka PWA World Cup まあ飛んでました、キラキラしてました、ウインドフォイル。 アテンションプリーズものですよ、いや本当に。
Fly! ANA Yokosuka PWA World Cup
まあ飛んでました、キラキラしてました、ウインドフォイル。
アテンションプリーズものですよ、いや本当に。
本日、最終日に行われたSUPレース。1,000ユーロ(今日のレートで計算したら 125,250円)をかけたマジ漕ぎ勝負を制したのは日本の穴見選手がいたチーム。 穴見のトモ君、ビーチのギャラリーの声援を背中に受けていい顔してます。
本日、最終日に行われたSUPレース。1,000ユーロ(今日のレートで計算したら
125,250円)をかけたマジ漕ぎ勝負を制したのは日本の穴見選手がいたチーム。
穴見のトモ君、ビーチのギャラリーの声援を背中に受けていい顔してます。

ふー、脱力。W杯が終わってしまった。祭りのあとは何だか寂しい。
結局レースは1つしか成立しなかった。大会前までは、あんなに吹いていたのに。
まあよくあることだ。こればっかりは仕方がない。でも驚いたのは、そんな状況でも
ウインドフォイルは飛びまくり、ギャラリーを喜ばせてくれたことだ。
昔ならただ風待ちするしかなかったのだが、ウインドサーフィンは、
そんな微風さえも克服したのだと改めて思う。会場に設置されていた大型ビジョンの
前にいるとよくわかるのだが、そこでライブを見ていた人たちは、みな感心し、
歓声を上げ、すげーっと独り言を漏らしたりしていた。ウインドサーフィンをまだ
よく知らない人たちは、あれがファンレースだとは思っていなかったに違いない。
僕だってそんな気がする。あれは今のウインドサーフィンの重要な一部であり、
近い将来、正式なレースに組み込まれていくのだろうと。

24年振りに日本で開催されたW杯は、僕らに今のウインドサーフィンに風待ちはない
ということを教えてくれた。平日、休日にかかわらず、会場に足を運んでくれた多くの
ギャラリーのみなさんは、僕らにウインドサーフィンの魅力を再確認させてくれ、
来年以降の大会のあり方に多くの示唆と勇気を与えてくれた。
次はもっと良くなる、盛り上がる。きっと多くの人たちがそう感じている。
今大会の主役は、いろんな意味でお客さんたちでありました。
ありがとうございます。そしてまた来年も横須賀津久井浜で会いましょう。

で、もうすぐ夏です。まだウインドサーフィンをしたことがないみなさんは、
実際に体験してみてはいかがでしょう。軽いシーブリーズが吹く日に海に出るのは
気持ちいいものです。いえ、いきなり飛ばなくても、海上を散歩するだけでも。

ふー。やっぱり終わってしまったんですね。早くもW杯ロス。
立ち直るまでにしばらくかかりそうです。ではまた、明日のデイリーニュースで。
って嘘です。もっといい続けてみたかっただけです。いてっ、今後ろ髪を引かれました。
刈り上げの。では本当に、それではまた。

Result / 2017 Fly! ANA Yokosuka PWA World Cup

Women’s Slalom───
1st     Sarah-Quita Offringa (Starboard / NeilPryde)
2nd   Delphine Cousin         (Starboard / S2Maui)
3rd    Lena Erdil                    (Starboard / Point-7)
4th    Maëlle Guilbaud         (Patrik / LoftSails)
5th    Esther de Geus            (JP / Point-7)
6th    Fulya Ünlü                   (Starboard / Point-7)
7th    Çağla Kubat                  (Starboard / Point-7)
8th    Ayako Suzuki               (Tabou / GA Sails)
9th    Fujiko Onishi               (99NoveNove / Point-7)
10th  Mio Anayama              (Starboard / MauiSails)

Men’s Slalom───
1st     Julien Quentel            (Patrik / Avanti)
2nd   Jordy Vonk                  (Fanatic / NorthSails)
3rd   Antoine Albeau           (RRD / NeilPryde)
4th   Finian Maynard          (99NoveNove / Gun Sails)
5th   Andrea Rosati              (RRD / LoftSails)
6th   Matteo Iachino            (Starboard / Point-7)
7th   Pierre Mortefon           (Fanatic / NorthSails)
8th   Gonzalo C. Hoevel      (Starboard / Severne)
9th   Ross Williams              (Tabou / GA Sails)
10th Sebastian Kördel         (Starboard / GA Sails)

ウィメンズ・トップ3=サラキタ・オフリンガ/デルフィーネ・カズン/ レナ・アーディル。このところ表彰台は三人の占有スペースである。
ウィメンズ・トップ3=サラキタ・オフリンガ/デルフィーネ・カズン/
レナ・アーディル。このところ表彰台は三人の占有スペースである。
メンズ・トップ3=ジュリエン・クェンテル/ジョーディ・ヴォンク/ アントワン・アルボー。プレゼンターは吉田雄人横須賀市長(中央)と、 この大会の発起人、ANAの藤本太郎氏(右)と鈴木誠氏(左)。
メンズ・トップ3=ジュリエン・クェンテル/ジョーディ・ヴォンク/
アントワン・アルボー。プレゼンターは吉田雄人横須賀市長(中央)と、
この大会の発起人、ANAの藤本太郎氏(右)と鈴木誠氏(左)。