《Day 6_3 / 最強のルーザース_1》

今日もデカい。波はマストハイ~マスト半。風は30-35ノットのサイドショア~サイドオフ。申し分のない、ホキーパらしいコンデション。大会6日目は、メンズのダブルイリミネーション(敗者復活戦)が行われ、最強のルーザース4人が決定した。

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Kai Lenny(US-1112)Ⓒpwaworldtour.com_John Carter

カイ・レニー───ミドルネームは “ウォーターマン”。いやあ、カイは凄い。ビックウェイブをキャッチしてフルレイルでターンをしたかと思ったら、バーチカルにリップを目指してビッグエアー、さらにテイルスライド的な動きなどを交えつつターンをつないでインサイドまで乗り継いだ。
文句なし。今大会でも、彼にとっても初めてのパーフェクト10。
凄いのはそんなに大きな動きをしてるのに、ボードがまったくブレないこと。一発狙いという感じがまるでない。常にフルコントロールでクリティカル・セクションをクリアしていく。「カイ、ワラヒット!」なんちゅうヒットだ! とヴィクターも感嘆し嘆息していた。前にも言ったが、この男、ここでは無敵かもしれない。

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Morgan Noireaux(HI-101)Ⓒpwaworldtour.com_John Carter

モーガン・ノイロー───一昨年、去年と『アロハ』を連覇した初めての男。強みは極めて質の高いターンをコンスタントにつなげられること(だと思う)。ラインはスムーズだが、マニューバーは深く力強い。スプレーも多量で大きく、エアーを含めた彼のラインは、多くの場合その波で描く理想のラインにほぼ一致する。玄人好みの味わい深いライディングをするけれど、まだ22歳なので、タカなどのトリックも上手い。落ち着いた感じで「そんな動きもしちゃうわけ」と、しばしば周囲を驚かせる。

→《Day 6_4》に続く